贈る言葉(海援隊)の歌詞の意味-定番卒業ソングのタイトル内容-

もうすぐ卒業シーズンですね!

学校だけでなく会社でも出会いや別れが多く発生しますよね。

 

今回はそんな出会いや別れを歌う定番の卒業ソングである海援隊の「贈る言葉」について書いていきたいと思います。

 

卒業ソングとして鉄板ですが実は…なことがあるのです。

今回は「贈る言葉(海援隊)の歌詞の意味-定番卒業ソングのタイトル内容-」と題してご紹介します。

贈る言葉(海援隊)の歌詞&YouTube動画

暮れなずむ町の 光と影の中
去りゆくあなたへ 贈る言葉

悲しみこらえて 微笑むよりも
涙かれるまで 泣くほうがいい
人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから

さよならだけでは さびしすぎるから
愛するあなたへ 贈る言葉

夕暮れの風に 途切れたけれど
終わりまで聞いて 贈る言葉

信じられぬと 嘆くよりも
人を信じて 傷つくほうがいい
求めないで 優しさなんか
臆病者の 言いわけだから

はじめて愛した あなたのために
飾りもつけずに 贈る言葉

これから始まる 暮らしの中で
だれかがあなたを 愛するでしょう
だけど 私ほど あなたの事を
深く愛した ヤツはいない

遠ざかる影が 人混みに消えた
もうとどかない 贈る言葉
もうとどかない 贈る言葉

贈る言葉(海援隊)の歌詞の意味や解釈

一見聴いてみると先生から生徒、親御さんから子供への気持ちを歌っている曲に聞こえますが、実は武田鉄矢さんが「女々しい!」という理由で女性に振られた際に作られた曲で、金八先生で使用されたため卒業ソングの定番と化したのです。

 

卒業式に恋愛が対象の別れの歌を歌うのは解釈違いな気がしますが、ところどころ「別れ」という意味ではつじつまが合いますよね。

 

それでは歌詞を探っていきたいと思います。

 

「暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉」

 

冒頭の歌詞ですが、暮れなずむとは暮れそうでなかなか日が落ちないことであり、もう冬も過ぎ日が長くなっている春の季節を表しています。

そんな時に太陽の光と人の影がくっきりと映し出され、女性が去っていくという情景を歌っています。

出だしでここまで歌の景色がしっかりとわかる曲も少ないと思います。

 

「悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから」

 

Bメロです。

本当は笑って見送りたいけど自分の気持ちに素直になった方が感情的にもスッキリ出来る、と言ったところでしょうか。

 

女々しさは残りますが人目もはばからず涙を枯らすほど泣いてスッキリして、その悲しみを糧に他人に優しくしようという前向きさもあります。

失恋だけではなく、なにか物事に失敗してしまったことや悔しい思いをしたなど、悲しみは数多くあります。

 

その悲しみを、挫折をしっかりと受け止め、痛みがわかればその痛みを知っている分他人にも優しくできる人間になれる、そういったことを歌っています。

 

「さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉」

 

Cメロですね。

去っていく人にさよならだけを言うのは自分が寂しいから言葉を贈ります、といった感じは、男性目線の歌だと考えるとまた女々しさがありますが、これも人間らしさを出しているのではないかと思います。

 

「夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉」

 

2番のAメロです。

言葉を並べているが風にかき消されてしまっている、しかし最後まで自分の言葉を聞いて欲しいといった感情が出ています。

 

「信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか臆病者の 言いわけだから」

 

2番のBメロです。

愛した人に去られ、そのことに対してもう信じられないと泣くよりは信じた方が自分が救われる、信じないと憎しみになってしまうとわたしは捉えました。

 

そこで周りから優しさを求めたとしても出てくるのは愚痴や泣き言になってしまうから今は要らないといった感じでしょうか。

 

「はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉」

 

今までも様々な恋愛をしてきたがここまで本気になれたのはあなただけだった。

だから愚痴や言い訳はこぼさず思っていることを素直に伝えたいんだという意思が感じられます。

 

「これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたの事を 深く愛した ヤツはいない」

 

間奏を挟んでのBメロです。

1番から通して最も伝えたかったのはBメロだとわかります。

 

自分がどれだけあなたのことを思っていたか、大切にしたかったか、他人なんかより絶対に幸せに出来る自信があったのにと少し愚痴っぽさも出ているように感じますがそれは彼の未熟さが出ているようにも感じました。

若いからできた恋は盲目な部分がこう、グッと出ているような気がします。

 

「遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉」

 

最後のフレーズですね、もう何を語りかけても届かないという悲しみが出ています。

女性は彼の言葉を最後まで聞くことなく去って行ってしまった、もう二度と届かないんだといった未練すら感じさせます。

 

逆に別れ際の言葉を最後まで聞きたくないくらい女性は彼にまったく興味がなかったのでしょうか?

彼がそこまで思いをはせていた女性ですがあまり性格は良くなさそうだなと思ってしまいました。

贈る言葉(海援隊)のタイトルの意味や解釈

歌詞を最後まで読んでみて気付いたことは、その「贈る言葉」そのものは最後まで出てこないのです。

 

言葉を贈る状況は人それぞれなので、言葉の内容自体は自分で考えてくださいということでしょうか。

確かにここで贈る言葉の内容がしっかりと書かれていたら、誰しもが人の言葉を借りた薄っぺらい言葉を言うようになってしまいます。

 

自分の経験値から積み重なった言葉でないと相手には伝わらない、だから苦しみや悲しみを経験してきたというような歌詞もあるのです。

 

「贈る言葉」は、しっかりと自分の言葉で伝えなくては意味がないという思いがこもっているのかなとわたしは思いました。

海援隊とは?

 

武田鉄矢・中牟田俊男・千葉和臣の三人組フォークグループです。

活動期間は1972年~1982年で一度解散をしています。

 

その後テレビで何度か一夜限りの再結成をして、1993年再結成ステージを経て1994年に正式に再結成し、今も活動をしています。

贈る言葉のまとめ

今まで卒業ソングとして聞いていたので、事実を知ったら違う曲にも聞こえてきました。

しかし、どちらにしても去っていく人に向けた歌なことは確かなので様々な別れに使える曲なのは確かです。

みなさまも一度違う視点から聴いてみてはどうでしょうか、また一味違う贈る言葉が聴けますよ。

 

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少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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