![フラダンス上達の道!ステップを種類一覧でみてコツを覚えよう!](https://one-search.net/wp-content/uploads/2019/02/hawaiian-hula-dancers-377653_1280-1.jpg)
アロハ!
柔らかくゆったりとしたフラダンスは、子供から年配の方まで踊れ、ダンス初心者でも挑戦しやすいです。
体全体を使って踊るフラダンスを支えるのが足のステップ!
足のステップはいくつかの種類があり、これを組み合わせることで踊りが完成してきます。
そのためフラダンス上達の道を辿るには、足のステップを覚えることは重要です。
今回はフラダンス初心者の方でもわかるように、ステップの種類とコツを交えてご紹介します!
この記事の目次
フラダンスのステップ前に覚えておきたい足のポディション
足のステップの前に大事なことがありました!
フラダンスは基本的に膝を常に曲げた状態の中腰で踊ります。
棒立ちのままで腰を揺らそうとすると足で揺らすことになってしまい全身の軸がズレて、肩の位置が上下します。
膝を曲げることで腰が左右に揺れやすくなり、あのゆったりした踊りになっていくのです。
また足は大地とつながるところでもあり、しっかりと根がはった安定した踊りになるには低くする中腰姿勢が欠かせないのです。
膝を曲げる角度も3段階によって分かれます。
その1.クー・ポディション
フラポディション(最初の位置)から膝を曲げていって、フラポディションから肩が約10cm程度の下がった位置をクーポディションといいます。
その2.キエレイ・ポディション
うさぎ飛びができるくらい深く膝を曲げた位置をキエレイポディションといいます。
その3.アイハアorイラロ・ポジション
クーポポディションとキエレイポディションの中間の位置をアイハアもしくはイラロポディションといいます。
フラダンスの足の基本ステップ一覧
フラダンスには、基本となる足のステップがたくさんあり、フラダンス教室に通うとまずハンドモーションよりも、足のステップを習い始めると思います。
踊っていく中で基礎となる部分で、ステップを上手に踏めるようになると体が安定し、うまく踊れるようになってくるので頑張って覚えましょう!
フラダンスはゆったりした踊りのため、足のステップはごまかすことができません。
はじめから上手に出来なくても、練習を重ねていくと自然に身についてくるので正しいステップを覚えましょうね♪
Kao~カオ~
カオは、フラダンスを踊るときにメインになる基本ステップです。
カオはカホロやカラカウアなど、ほかのステップにも使っていくのでまずカオをマスターしましょう。
カオのポイントは体重移動と腰を引き上げるというところ。
肩が上下に動きやすいので、動かないように鏡の前で練習するとよいでしょう。
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- 両膝を曲げて腰を落とし、アイハアします。
- 右腰に重心を置き、左のかかとと左腰を引き上げます。
- 右腰に置いた重心を左腰に移します。
- 今度は右かかとと右腰を引き上げます。
- そしてまた左腰から右腰に重心を移していきます。
- 2~5をバウンドしないように、ゆったりと繰り返していきます。
Kaholo~カホロ~
カホロは、右に2歩・左に2歩と横に移動するステップです。
フラダンスのステップの中で一番使われるステップです。
カホロをマスターするだけで1曲踊れるものもありますよ♪
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- 両膝を曲げて腰を落とし、アイハアします。
- 右足を一歩右横へ移動させます。このときに重心は右腰にいくので、左腰を引き上げ、左足のかかとを上げます。
- 一歩進んだ右足の横に左足を揃えます
- もう一度、右足を右横へ移動させます。
- 4カウント目の左足はタップします。
- 左側も同じように動かします。
- 2~5をバウンドしないように、ゆったりと繰り返していきます。
hela~へラ~
へラは、左右の足を交互に前45度に出していくステップです。
簡単そうに見えて、なかなか運動量が多いステップなので汗をかきながらエクササイズのように頑張ってきましょう(笑)
- 両膝を曲げて腰を落とし、アイハアします。
- 右足を斜め45度前に出し、左腰を引き上げます。
- 右足と元に戻します。
- 左足を斜め45度前に出し、右腰を引き上げます。
- 元に戻します。
- 2~4をバウンドしないように、左右繰り返していきます。
KalaKaua~カラカウア~
カラカウアは、一歩目が前に移動するステップです。
足を前に出すと身体がバウンドしやすいので注意して練習してみてください。
応用になると一歩目の前だけでなく、一歩目を後ろに出し前後に移動するステップになっていきます。
- 両膝を曲げて腰を落とし、アイハアします。
- 右足を前へ出します。このとき、左足のかかとを上げて左腰を引き上げます。
- 左足に重心を移しながら、右足を元の位置に戻します。(腰があとからついてくる感じ。)
- 左足でタップします。
- 反対側も同じ様にバウンドしないように注意しながら繰り返します。
lele~レレ~
レレは、カホロが横に進んだのに対して、前後に腰を振りながら進むステップです。
- 両膝を曲げて腰を落とし、アイハアします。
- 右足を前に踏み出し、同時に左腰を引き上げ、左かかとを上げます。
- 次に左足を前に踏み出し、同時に右腰を引き上げ、右のかかとを上げます。
- 1~2を繰り返しながら、前へ進んだり、後ろに進んだりをなめらかに繰り返します。
uehe~ウエへ~
ウエへは、パウスカートをパッと揺らすステップです。
ウエヘには足を前に引き上げるときと、足を斜めに引き上げるときの2パターンがあります。
初心者さんには少し難しいステップですが、練習するとだんだんとコツが掴めてきますよ♪
- 両膝を曲げて腰を落とし、アイハアします。
- 右足を上げながら、左腰を上げます。
- 右足を戻して、腰は中心位置に戻します。
- 両足のかかとを素早く上げて下ろします。パウスカートがパッとひらく感じです。
- 反対側も同じように繰り返ていきます。
ami~アミ~
アミは、腰をグルグルと回すステップです。
アルファベットの「D」のようなイメージで回していきます。
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- 両膝を曲げて腰を落とし、アイハアします。
- 腰を右後ろからスタートし引き上げます。
- そのまま後ろへ回していきます。
- 体の前は回さずに、そのまま右に流します。感覚的にはアルファベットの「D」のようなイメージで回すとやりやすいですよ。
- 反対側も同様に回していきます。
まとめ
はい、ということで、今回はフラダンスに欠かせない足の基本ステップについて紹介しました!
なかなか基本ステップを踏んでいるだけでも汗をかき、よい運動となるでしょう。
初心者さんは最初に筋肉痛になると思いますが、フラダンス上達のために筋肉痛も歓迎して・・・(笑)
少しずつ上達できるように練習していきましょう!
教室や先生によってステップやスタイルの違いがありますので、今回ご紹介したステップはあくまで参考としてみていただけるとよいと思います。
また私は動画撮影の為にパウスカートは履いていませんが、レッスンの時にはパウスカートやTシャツといったフラ用品が必要ですね。
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この記事が少しでも参考になればうれしいです。
愛を込めて~ALOHA~