テレビでは東京方面や関東甲信地方の梅雨入り梅雨明けの情報が盛んに扱われていますが、大阪や京都、兵庫に奈良、それに滋賀・和歌山など、関西や近畿地方の梅雨入り・梅雨明けの情報はローカル番組でも見ていないとなかなか入ってこないのが現状ですよね。
そこでここでは、関西近畿地方の梅雨入り梅雨明けに関する情報をリサーチしてお届けしていきます!
この記事の目次
気象庁で梅雨入りや梅雨明けが発表されるの?
突然ですが、梅雨入りや梅雨明けの情報を発表しているのはどんなところなのでしょうか?
これは日本国内の天気に関する情報や災害に関する情報を扱う公的機関である、気象庁が発表しています。
気象庁が発表する情報が公式情報として扱われるのです。
また気象庁では日本の天気予報はもちろんのこと、災害情報なども発表しています。
梅雨入りや梅雨明けについても重要な情報ですから気象庁から発表されるというわけです。
ちなみに気象庁では、梅雨入りや梅雨明けのデータをまとめて発表する時に、関西や近畿地方などのエリア区分をまとめて近畿地方として発表しています。
そのため気象庁や気象庁が発表するデータをもとに作られている関西の梅雨入りや梅雨明けの情報を調べる時には近畿地方で見るようにするとよいでしょう。
近畿地方はどの県が含まれる?
とはいうものの、関西はなかなか広いもので、近畿地方はどの県まで含まれるのか気になるという方もいらっしゃることでしょう。
例えば親戚の家が滋賀県にあるのだけれども、滋賀県は近畿地方なのかどうか?という方もいらっしゃると思いますので、ここでは関西・近畿地方の梅雨入り・梅雨明け情報を扱う際に表示される「近畿地方」はどの県までが管轄エリアなのかご紹介していきます。
京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県
の2府4県が原則的に近畿地方として扱われます。
これらの府県に在住の方は近畿地方の予報をチェックです!
ちなみに、より細かい分類になると
京都府北部、兵庫県北部、滋賀県北は「近畿北部」
京都府南部、兵庫県南部、奈良県北部、滋賀県南部、和歌山県北部、大阪府は「近畿中部」
奈良県南部、和歌山県南部は「近畿南部」
という区分になりますので、何か細かいエリアで大雨情報などが出た際にはこれらの情報をもとに確認するとよいでしょう。
2019年令和元年の関西近畿地方の梅雨入り・梅雨明けはいつ?
気象庁が発表している、近畿の平年の梅雨入り梅雨明けは下記の通りです。
梅雨入り:6月7日ごろ
梅雨明け:7月21日ごろ
時期が「ふわっと」しているのは、その日からいきなり梅雨に入ったり梅雨が明けるのではなく、この日を境に徐々に梅雨入りしたり梅雨明けすることから、このような表記になっています。
そのため例年のデータをもとに考えると、今年は関西・近畿地方では6月7日頃を境として徐々に雨が降り続くような天気になっていき、7月21日頃を境に徐々に晴れの日が出てくる、といったところでしょうか。
ちなみに、平年の梅雨入りの6月7日は金曜日、平年の梅雨入りの7月21日は日曜日です。
ここで、関東甲信地方の梅雨入り・梅雨明けのデータに関する当ブログの記事をご覧になった方にならお気づきかと思いますが、実は近畿地方も関東地方も平年の梅雨入りや梅雨明けの時期に大きな開きはないんです!
しかし、年によって近畿と関東では梅雨入りや梅雨明けの時期が大きく違うことがあります。
直近3年の関西近畿の梅雨入り、梅雨明けデータ
直近3年の近畿地方の梅雨入りと梅雨明けのデータについては下記の通りです。
毎年大きな乱れはありませんが、2017年の梅雨入りは、やや例年に比べて遅かったというデータがあります。
2018年:入り6月5日ごろ、明け7月9日ごろ
2017年:入り6月20日ごろ、明け7月13日ごろ
2016年:入り6月4日ごろ、明け7月18日ごろ
梅雨シーズンにかかる気象庁の3ヶ月予報
近畿地方の梅雨シーズンにおける3ヶ月予報が気象庁から発表されていますのでこちらも確認してみましょう。
まず、例年から比べてみると6月の降水量は少なめになる予想ということでした。
逆に7月については少し気温が低めで、雨も多くなりそうだ、という情報がありました。
この傾向は近畿・関東ともに共通しているので、今年の夏は若干「冷夏」と呼ばれるような状況になることも考えられそうです。
まとめ
今回は関西地方や近畿地方の梅雨入りや梅雨明けに関して、気象庁の情報をもとにお届けしてきました。
関東と関西地方ではそこまで大きく梅雨入りや梅雨明けの時期が変動するということはありません
が、それでも若干関東地方とは違いが見られますので、関西近畿地方にお住まいの方や、このエリアにご親戚がいらっしゃる関東地方やその他の地域の方は必ず関西近畿地方の情報を見るようにしましょう。
また、梅雨入りや梅雨明けに関して何か新しい情報があった場合には、追記としてこの記事も更新される予定ですので、是非また見に来てくださいね。