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オーストラリア火事なぜ日本では報道されない?火災被害地図や原因!
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2019年9月から大規模な森林火災がオーストラリアで発生しました!

 

様々な原因が考えられますが、被害は人間だけでなくコアラやカンガルーなどオーストラリアを代表する動物たちにも広範囲において及んでいます。

 

この火災について日本ではあまり報道されていないという声がありますが、そうだとしたらなぜなのか、ここでは火災被害地図や原因についてと日本での報道の詳細についてご紹介します。

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オーストラリア火事なぜ日本では報道されない?

 

日本でもまったく報道されないわけではありませんが、火災に立ち向かう消防士の姿とコアラが救い出される場面などがメインで被害状況などはあまり報道されていません。

 

外国の自然災害にはあまり関心がないのかもしれませんが、これは悲しいことです。

大手メディアの代わりにSNSでオーストラリアの火災が取り上げられ寄付を呼び掛ける声が増えてきているのはうれしいことですね。

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オーストラリア森林火災の概要・時系列

 

火災の概要を時系列で見てみましょう。

 

2017年 深刻な干ばつが始まる。
2019年9月 オーストラリア史上最も乾燥した時季に入る。
2019年10月 森林火災が起こりやすいシーズンに突入する。
2019年11月 火災でクィーンズランド州とニューサウスウェールズ州で3人が死亡、非常事態宣言が発令される。
2019年11月~12月 火事は拡大し続ける。

平均気温40.9度と史上最も暑い日。

ビクトリア州で森林火災。

煙が雲になり激しい雷雨をもたらし火災が拡大する。

イーストギプスランドで数千人に避難勧告が出される。

16人が死亡。

2020年1月 南海岸で15の避難所がオープンする。

ニューサウスウェールズ州とビクトリア州に非常事態宣言と災害宣言が出される。

火災が南へと拡大する。

死者は23人に。

オーストラリア南東部で新たな警告や避難勧告が出される。

気温が下がったことでやや状況は緩和されたが火災はまだ数週間は続くと予想される。

オーストラリア森林火災の被害地区の場所や地図

引用元:https://ameblo.jp/voyage011/entry-12564957060.html

 

被害範囲は少なくとも630万ヘクタールに及びアイルランド一国の規模に相当すると言われています。

一部以外のオーストラリアほぼ全域と言っても良いでしょう。

 

特に、

  • ノーザンテリトリー州
  • ニューサウスウェールズ州
  • ビクトリア州
  • タスマニア州
  • 南オーストラリア州
  • クィーンズランド州
  • 西オーストラリア州

がひどかったようです。

オーストラリア森林火災の原因は何?動物の被害は?

コアラ

オーストラリアの火災の原因は3つ考えられると言われています。

 

それはインド洋ダイポールモード現象火災積乱雲による落雷ユーカリの木です。

ではどんなものかひとつひとつ見ていきましょう。

 

インド洋ダイポールモード現象 インド洋西部の海面水温が高い状態が続きそれにより上昇気流が発生し、乾いた空気となってオーストラリアに吹き降り雨が降りにくい状況になっている。
火災積乱雲による落雷 乾いた地面は急激に熱くなり、日照時間の長さとともに火災が発生しやすくなる。そして火災の煙を熱源として火災積乱雲が大きく成長し落雷を発生させる。
ユーカリの木 オーストラりアの森林の4分の3はユーカリの木だと言われています。

ユーカリの木には可燃性の油が含まれています。

乾燥した環境でユーカリの葉と葉がこすれて発火する。

 

 

日本では火災というとタバコの火の不始末とか、放火、電気系統の不具合などが多いと思いますが、オーストラリアでは考えられないような原因でも火災が起こるのですね。

 

動物の被害は最も大きかったのはニューサウスウェールズ州で、全コアラの30%にあたる8000頭が焼死し、犠牲になった動物は5億匹と伝わっています。

 

コアラは動きが遅いため逃げ遅れたり、好物のユーカリの木が燃えやすい性質を持っているため火のまわりが早く逃げられなかったと言われています。

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オーストラリア森林火災にネットの反応

オーストラリアの山火事についてネットではどう思っているか調べてみました。

 

▼Twitterの声▼

 

 

 

オーストラリアの山火事について日本の報道が少ないこと・焼死した動物たちに寄せる気持ち・寄付を呼びかける声が多かったですね。

 

日本の報道が少なくても他国の自然災害を心配し、SNSで広め、関心を向ける人が増えていくのは大事なことですね。

募金活動なども行われていますので、支援の輪を広げていきたいです!

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