
動物を飼いたいけど住宅環境の問題で犬や猫が飼えない・・・。
そんな方でも、比較的飼いやすいのがハムスターですね。
ほかのペットに比べると「場所を取らない」「鳴かない」「コストが安い」といった理由などで、ペット初心者の方にも人気です。
しかしハムスターは「ネズミ」。
家のなかで解き放つと、狭いところに入って行方不明になってしまったり、配線をガジガジ噛んでしまったりするので基本的にはケージのなかで飼いましょう。
今回はこれからハムスターを飼うのに大切なハムスターの一生暮らすお家になるケージ選びについてタイプでご紹介します。
この記事の目次
ハムスターのケージ選びの適切な大きさ(サイズ)は?
小さいハムスターは実は運動量の多い動物だって知っていましたか?
ジャンガリアンハムスターなどで、幅35cm×奥行25cm程度、ゴールデンハムスターなどで、幅65cm×奥行35cm程度の広さがあれば大丈夫でしょう。
ケージは大きいほどよいのですが、最低でも上記の大きさを目安にして、お家の中の置くスペースなども考えて決めるとよいと思います。
ハムスターのケージのタイプは?
ハムスターケージのタイプは大きく分けて3種類。
3種類のタイプの違いについてご説明します。
ハムスターケージ:プラスチックタイプ
プラスチックタイプは軽量で持ち運びがラク。
お近くのホームセンターやペットショップなどで、比較的簡単に手に入ります。
プラスチックタイプの特長は、値段の安さとバリエーションの豊富さ。
実店舗ではある程度種類を限定して販売していますが、ネットショップでは選ぶのに迷うほど、さまざまな種類のケージが販売されてます。
▼例えばこのハムスターケージはシンプルで使いやすそうです。
プラスチックタイプにはオプションで、パイプ型のトンネルなどをつけられたりするので、運動不足解消にもってこい。
床材がまわりに飛び散ることが少く、お掃除が簡単なところもうれしいポイント。
ハムスターケージ:アクリル・水槽タイプ
このタイプはアクリルタイプまたは水槽タイプと呼ばれています。
魚を入れる水槽を想像していただければわかると思いますが、凹凸がなくフラットなので、金網タイプのように登って落下する危険もなく安心です。
アクリル・水槽タイプは透明で、中の様子を観察しやすい♪
また外からの音が伝わりにくいのでハムスターが静かに過ごすことができます。
四方が囲われていて床材や餌がケージの外に散らばることもなく掃除もラク。
風を通さないので保湿性もあります。
ただほかのタイプのように遊び道具を取りつけるところがないので、遊び道具は自立型のホイールを使用するなど工夫が必要です。
デメリットは、プラスチックタイプや金網タイプに比べると、重くて通気性が悪く、においがこもりやすいところ。
▼例えばこのようなアクリルケージがありますよ!
ハムスターケージ:金網タイプ
プラスチックタイプと同じように、たくさんの種類が販売されているのが金網タイプ。
ハムスターが金網をよじ登って落下しやすい、金網を噛んで歯が折れやすいというデメリットはあるものの、給水機やホイールが取りつけやすく、通気性があってにおいがこもらないので、においを気にする飼い主さんには今でも多く使用されています。
ハムスターのケージ選びのポイント!
ハムスターに限らず言えることですが、やはりハムスターもケージを選ぶときに一番大切なのが安全性の面。
いろいろなハムスターのケージが販売されていますが、デザインだけではなく安全の面で配慮があるかを確認して選びましょう。
本来はネズミなので巣穴に潜る習性がある動物。
ハムスターを飼うときの注意点は?
小さい体のハムスターですがとても縄張り意識が強い動物です。
親子や兄弟であっても喧嘩や争いで傷つけ合ってしまい、同じケージに何匹も入れると、怪我が絶えません。
最悪の場合、亡くなってしまうことも・・・。
オスかメスか、わからないまま一緒に入れておくと、繁殖力も強くどんどん増えていってしまいます。
なので飼うときは1匹ずつ別のケージで飼育するようにしてください。
ハムスターの小さい命を大切に!
今回は「ハムスターケージの選び方や大きさは?アクリル・金網・プラスチックなどタイプで紹介!」と題してご紹介しました。
ハムスターの生涯は短く、種類や個体差で異なりますが大体2~3年が寿命です。
短い生涯ですが、短い期間でたくさんのかわいい仕草や行動を見せてくれます。
快適なケージでハムスターにストレスがかからないようにしながら、愛情たっぷりに育ててあげてください。
関連記事:ハムスターの寿命を伸ばすか縮めるかは飼い方で決まる!
この記事が参考になればうれしいです。