とうかさんは広島三大祭りの1つで、広島市にある日蓮宗の寺院で開催されるのが特徴ですね。
開催期間中は中央通りが歩行者天国になり、一帯が一丸となって盛り上がります。
興味を持ったら日程を始め、神社の場所や行き方をチェックするのがおすすめですよ。
“とうかさん”は人々が浴衣姿で練り歩くので、夏の到来を告げるお祭りとして知られています。
由緒正しいお寺が開催する歴史あるお祭りなので、伝統的な部分も魅力的だといえるでしょう。
戦時中も開催されたほどですから、それだけ地元の人達に愛されていることが分かりますね。
今回は「広島三大祭り!とうかさんの見どころや日程と神社の場所や行き方!」と題してご紹介します。
この記事の目次
広島三大祭りのとうかさんの見どころと日程
広島三大祭りのとうかさんは、一帯が歩行者天国になる中央通りの、露店が繰り広げられる活気ある賑わいです。
約45万人が集まるとうかさんの見どころはまさに、人々の熱気や賑わいといったところです。
広島は今週金曜から🏮とうかさん大祭🏮街は露店で賑わい😆艶やかな浴衣姿の女性で彩られ😍リア充カップルで溢れ・・・
🙎ペェッ! #とうかさん大祭 #広島 #浴衣 pic.twitter.com/KXrO5P5s2S— けんJOY (@kenjoying17517) 2017年5月30日
6月のお祭りなので、まだ夏は本格化していませんが、人々の多くは浴衣姿で参加します。
気温や体感温度的には快適ですが、祭りを楽しむ人達の賑わいによって、内面的に気持ちが高ぶる魅力があります。
歩行者天国を歩く人達の姿は、皆浴衣で色や柄に個性が出ますから、この点も広島三大祭りのとうかさんの見どころとなるでしょう。
街の方ではこのような見どころですが、一方では同時にお寺のとうかさんも要注目です!
圓隆寺は毎年500個もの提灯を掲げて訪れる人を出迎えてくれます。
特別な今年のとうかさん。#とうかさん #提灯#広電フォト pic.twitter.com/qsp3koobJa
— ひろでんさん (@hirodenphoto) 2018年6月2日
眼前に広がる提灯は、数もさることながら色鮮やかな輝きが気分を盛り上げ、そして一気にお祭りへと誘います。
参拝を行う場合は、この提灯を必ず目にしますから、身につける浴衣と相まってお祭りらしさが感じられるでしょう。
破魔うちわ
とうかさんといえば破魔うちわも定番で、購入できるのはとうかさん大祭のみとなります。
日本で始めて誕生したうちわですし、幸福や長寿に健康と安全を願うものなので、圓隆寺を訪れて買わないのは勿体無いです!
小袋入りで何が出るか開けてからのお楽しみなので、大人も子供も楽しめる魅力がありますよ。
とうかの破魔うちわをいただきました😍
このとうかはとうかさんのとうか?😄笑
(とうかさんなるものを最近知ったのはナイショ) pic.twitter.com/yOMFmfPIBk— ぽーる©︎ (@icarpicarp) 2016年6月26日
商店街では参拝記念のくじ引きが提供されますから、こちらで何が出るか運試しをしてみるのもおすすめです。
夏に最適なグッズや、豪華景品が用意してあったりするので、時間があるなら足を運ぶのが良いでしょう。
壱法符(いっぽうふ)
壱法符(いっぽうふ)も大祭で提供されるものですが、400年を迎える2019年にデザインが一新されました!
このように、広島三大祭りのとうかさんは独自の催しがあって、夏の訪れが感じられるお祭りが体験できるわけです。
見どころと日程は、2019年6月7日金曜日から9日日曜日までの開催で、開催期間中は正午から23時まで開門する予定です。
最終日のみ22時に閉門しますが、それでも夏らしいお祭りが楽しめるのは確かです。
初日の16時からは産業発展祈願祭が、18時30分からは御開帳法要がそれぞれ開催されます。
中日は15時からお焚き上げ法要が開催され、最終日の20時30分から御閉帳法要という流れです。
とうかさん大祭特別祈祷
とうかさん大祭特別祈祷は開催期間中を通して行われるので、こちらも魅力的な見どころとなるでしょう。
広島三大祭りのとうかさんの特徴は、圓隆寺が中心となって地域一帯が参加を行います。
そこに地域や近隣に遠方の人達が集まる点にあります。
決して派手なお祭りではありません。
しかし、400年という揺るぎない歴史があるのは間違いなく戦時中もほぼ開催されたほど地域が大切にしている催し物だといえます。
家族や友人と恋人同士でも楽しめるので、広島の夏祭りに興味を持ったら、このとうかさんが狙い目となります。
浴衣姿なら誰でも歓迎
浴衣姿なら誰でも歓迎されますし、うちわを持って練り歩けばそれでもお祭りに参加する立派な一員です。
それに、浴衣だと行く先々で特典がもらえますから、とうかさんで浴衣姿にならないのは損です。
2019年も3日間開催されますが、中日と最終日が土日となっていますから混雑が見込まれる一方で会社勤めの人も参加しやすいと思われます。
1日だけ参加してもお祭りの魅力が楽しめますから、いち早く夏祭りを楽しみたい人にもおすすめします!
華やかで活気が溢れ明るい声が賑わう様子は、地元の人達の営みや歴史を感じさせます。
街全体が一丸となっているからこそ、特別な雰囲気やここだけでしか味わえない魅力が、毎年多数の参加者を魅了しています。
広島三大祭りのすみよしさんとえべっさんの見どころと日程
すみよしさんとえべっさんは、どちらもとうかさんに並ぶ広島三大祭りです。
期間中は約30万人もの人達が集まりますから、広島三大祭りの呼び名に相応しいと考えられます。
古いお祭りを後世に残そうとした結果、新しさが加わり進化しています。
そのため、お祭りの成功事例としても見どころです。
広島三大祭りはいずれも内容が異なりますが、伝統的で独自の魅力が備わる点は共通です。
すみよしさんの見どころと日程
すみよしさんは広島の住吉神社が開催するお祭りで、多数の露店の華やかさや人々の賑わいが見どころとなっています。
更に、神楽奉納と子供神楽や上殿神楽団など、色々な催し物があるのがすみよしさんの魅力です。
こぎ伝馬船が圧巻の広島管絃祭では、日本古来の船を模した催し物が開催されます。
災厄から逃れられるという古い言い伝えがあるので、穢れを祓いたくなったらすみよしさんの茅の輪くぐりです。
拝殿前に直径約3mもの巨大な輪が設置されますから、これをくぐることで心身共に清浄になれます。
左右左の順で3回くぐることで、気持ちを新たにできるのが魅力となっています。
すみよしさんの夏越大祓にはもう1つ、人形流しという大切な催し物があって、こちらは罪や穢れを人形に移して流すことができます。
2019年の開催日程は7月16日火曜日と17日水曜日で、夏越大祓神事と人形流しや神楽奉納は全て、夕刻に開始します。
広島管絃祭は18時頃から、茅の輪くぐりは終日で、20時以降に打ち上げ花火があります。
えべっさんの見どころと日程
広島三大祭りの1つえべっさんは、広島胡子大祭という、えびす様に感謝する為のお祭りです。
商売繁盛のえびす様のお祭りですから、商店街では誓文払いといって大売り出しが行われます。
胡子神社は、広島の繁華街の中心となるえびす通り商店街にあります。
胡子神社の御祭神である大江広元公が毛利家のご先祖さまです。
商売繁盛や幸運をもらたす神様です。
広島の三大祭りのひとつ11月の胡子大祭も、とうかさん、住吉さんと並んで広島市民に親しまれている祭りです。#神社仏閣 pic.twitter.com/BTsEB9ofvQ
— みー。軍曹☆アラフォーアイドル悪女時代⭐全力ひろしま応援隊 (@mi_gunso) 2018年12月18日
笑いを大切にしているので、若者も楽しめるおもしろ楽しいイベントが多数用意されます。
中にはストリートダンスのイベントも存在するので、堅苦しさよりも新しさや若さを感じさせるでしょう。
見どころは老若男女が所狭しと集まり、それぞれが1つのお祭りを楽しむ姿です。
また、イベント1つ取っても伝統と新風の融合が感じられるので、そういったところも目が離せないポイントです。
日程は毎年11月18日から20日の開催で、10時から22時の間で露店やイベントがあります。
広島三大祭りのとうかさんの神社の場所と行き方
広島三大祭りのとうかさんの神社は、広島県広島市の中区三川町にある、圓隆寺が中心となっています。
神社の場所は、最寄りの八丁堀駅から徒歩約8分ほど、直線距離にして600mくらいのところにあります。
バスでとうかさんへ行く場合の交通アクセス
交通アクセスはJRを始め、バスといった交通機関も利用できます。
JR広島駅を利用する場合は、市電に乗って約10分で到着する八丁堀で下車します。
八丁堀からは徒歩約5分ほどで到着しますから、近隣や遠方からアクセスするならこの方法が便利です。
バス方はもっと行き方が簡単で、バスセンターそごうで下車したら、ほぼ直線的に15分ほど歩く形です。
1km強の距離があるので当日は混雑具合によってもう少し時間が掛かるかもしれませんが、車でアクセスするよりは快適です。
バスセンターは紙屋町駅の近くにあります。
こちらの交通機関を利用する場合も同様にバスでアクセスするのと同じく駅から徒歩約15分ほどで神社に到着します。
車でとうかさんへ行く場合の交通アクセス
車で行く場合、駐車場は混雑しますし交通規制でたどり着くのが難しいです。
やはり当日はこれらの交通機関を利用するのが良いでしょう。
幸いなことに、公共交通機関は充実していますから、各方面から難なくアクセスすることが可能です。
もし車でアクセスする必要がある時は、会場から少し離れた場所で駐車場を探すのが賢明です。
会場付近では行き来が難しくなりますし、何より早く埋まってしまう恐れがあります。
交通機関であれば、余裕を持って神社の場所に足を運べますから、参加者数が多い広島三大祭りのとうかさんでも心配無用です。
中央通りルートを利用する場合は、西広島行きと宮島口行きや宇品行きなど、広電に乗って八丁堀で下車するのが簡単です。
下車後は福屋を目印にして、南方向に5分ほど歩けば中央通りの大通りに到着します。
JRでとうかさんへ行く場合の交通アクセス
本通りへの行き方は、JR広島駅や西広島駅から広電宇品行きに乗り、本通電停からアクセスできます。
交通機関が充実している分、とうかさんが開催される神社の混雑は分散されます。
ですが、全く発生しないわけではないので要注意です。
通常時は比較的、交通アクセスの便が良いです。
しかし、お祭り当日に混雑に巻き込まれた場合は少し厄介です。
普段とお祭りの期間中とは大きく異なるので誤解しないように気をつけましょう。
少し離れた駅で歩くという手もありますね。
会場や周囲にいる人達の多さを考えると、なるべく乗り継ぐなどして近くの駅や停留場で降りて歩くのが無難です。
広島三大祭りのとうかさんの由来
広島三大祭りとうかさんの由来は、圓隆寺の境内にある稲荷大明神の稲荷を音読したものです。
稲荷大明神は圓隆寺に祀られているもので、圓隆寺に限らず地域の人にとっても特別です。
これがとうかさんの語源の由来で、広島三大祭の1つとして広く知られるようになった名前です。
稲荷大明神の呼び方は、お稲荷様やお稲荷さんなど、色々なバリエーションがあります。
その中でも特別感がありますし、親しみやすさで一二を争うといっても過言ではないでしょう。
勿論お稲荷はあのキツネ関係するもので、イメージ的にはあまり結びつきませんが、このお祭りとも関係します。
浴衣で参加することについては、無病息災を願い浴衣姿で踊ったという説があります。
しかし、元々この土地ではお祭りの日に着る習慣が根づいています。
つまり浴衣は特別なものではなく、広島三大祭りのとうかさんと自然に結びついたものだと考えることができます。
浴衣には、戦前広大な寺領だった圓隆寺で開催された盆踊りの衣装説があります。
また、広島は6月の平均気温が高く、暖かい為に他の地域よりも早く着用した説などもあります。
現在においては、夏本番を控えて着始めるお祭りともいわれているので、6月開催なのに夏らしいお祭りのイメージとなりました。
いずれにしても、これらの特徴は広島三大祭りの中で強い存在感を現し、代表的なお祭りとして君臨しています。
このように、名前の由来はとても簡単なものです。
そこには400年も続くお祭りの大きさと、地域に愛されている魅力が感じられます。
6月という時期にも関わらず、誰もが夏本番らしい姿で参加するのも印象的です。
今では、若い人を中心にあまり由来や語源に思いを巡らすことは少ないでしょう。
それにしてもちゃんとしたルーツがあるわけです。
親しみやすさの意味では、名前も特徴も幅広い世代に浸透しています。
こうしたことからも、広島三大祭りのとうかさんの根強い人気があって賑わうのも納得ですね。
まとめ
今回は「広島三大祭り!とうかさんの見どころや日程と神社の場所や行き方!」と題してご紹介しました。
記事はお役に立てましか?
開催期間中は中央通りが歩行者天国になり、一帯が一丸となってボルテージが上がります。
見どころは、一帯が歩行者天国になる中央通りの、露店が進展し活気ある賑わいだと言えます。
とうかさんと来れば破魔うちわも定番で、購入できるのはとうかさん大祭しかありません。
また、壱法符(いっぽうふ)も大祭で与えられるものなのです。
400年を迎える2019年にデザインが一新されています。
見どころと日程は、2019年6月7日金曜日から9日日曜日にわたる開催となっています。
開催期間中は正午から23時まで開門する予定という形で、最終日のみ22時に閉門ということです。
とうかさん大祭特別祈祷は開催期間中を通して開催されるので、こちらも魅力的な見どころということです。
広島三大祭りのとうかさんの特徴は、圓隆寺がメインとなって地域一帯が参加をしています。
浴衣姿ならどなたでも歓迎してくれますし、うちわを持って練り歩けば、お祭りに仲間入りする立派な一員ということです。
すみよしさんは広島の住吉神社が開催するお祭りで、多数の露店の華やかさや人々の賑わいが見どころと言えます。
えべっさんの見どころは、商売繁盛のえびす様のお祭りで商店街では誓文払いということで大売り出しが行われます。
広島三大祭りのとうかさんの神社の行き方は、広島県広島市の中区三川町にある、圓隆寺が中心です。
神社の場所は、最寄りの八丁堀駅から徒歩約8分ほど、直線距離にして600m程のところにあります。
この記事が少しでも参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!